新卒の年収は300万円以下!?

新卒の平均年収は300万円以下?!400万・500万円以上貰える業界とは?

新卒採用され社会人になると、何かと年収を意識せざるを得ない出来事に遭遇することが増えてきます。
学生時代の友人と飲みに行ったとき、車などの購入でローンを組むときなど。
そんな時ふと「自分の年収が多いのか少ないのか」気になることってありませんか?

周りの人に聞いてみようにも、人によっては触れてほしくない話題かもしれませんし、明らかに自慢されても心情穏やかではありませんよね。
そう考えると、気になってもなかなか人に聞けないのが正直なところ。

そこで今回はjobエージェントが、20~24歳の男女を対象に職種別の平均年収を徹底調査してまいりました。

指差し女性

新卒者の平均年収は281.8万円!
300万円を切る結果に。

新厚生労働省のデータを参考に弊社独自に算出した結果をみると、近年の新卒者(20~24歳)の平均年収は、
なんと281.8万円。300万円を下回る結果が出ています。

男女別でみても男性が290.9万円、女性が270.6万円で、わずかに男性のほうが年収は高いですが、それでも300万円に届いていないのが現状です。
もちろん職種別でみれば、300万円を超えている職業もありますが、一番年収が高いのは男性医師の411.7万円。
100種類ほどある職種のなかで年収400万円を超えているのは男性医師のみという結果が出ています。
割合として見てみると、平均年収が300万円以下の職業は全体の62%。
新卒で300万円以上の年収を稼いでいる職業のほうが圧倒的に少ないことがわかります。
さらに、新卒で500万円以上の年収を稼いでいる職業はありませんでした。

新卒年収グラフ

「男女別!新卒で最も年収が多い職業とは!?

新卒の平均年収が300万円を満たない現状で、唯一年収400万円以上を獲得しているのは男性医師。 女性も400万円以上の年収取得者はいないものの、男性と同じく医師がランキングトップという結果になりました。 新卒の年収を各職業別にランキング形式でまとめましたので、自分がどこに当てはまるのかチェックしてみましょう。

男 性 年 収 女 性 年 収
医師 411.7万円 医師 367.6万円
電車車掌 383.0万円 薬剤師 355.0万円
記者 376.1万円 看護師 346.8万円
公認会計士・税理士 370.5万円 大学講師 333.7万円
一級建築士 362.6万円 獣医師 330.6万円
高等学校教員 343.4万円 システムエンジニア 321.9万円
薬剤師 339.0万円 高等学校教員 318.3万円
獣医師 337.5万円 臨床検査技師 316.1万円
看護師 331.4万円 理学療法士、作業療法士 309.1万円
技術師 326.4万円 技術士 303.2万円
電車運転士 325.0万円 プログラマー 299.1万円
自動車外交販売員 322.1万円 介護支援専門員
(ケアマネージャー)
296.0万円
診療放射線技士 321.0万円 歯科衛生士 284.4万円
理学療法士、作業療法士 319.6万円 平均 281.3万円
大型貨物自動車運転者 316.1万円 保育士 278.9万円
保険外交員 315.0万円 幼稚園教諭 278.5万円
大学講師 312.7万円 デザイナー 277.1万円
科学分析者 310.2万円 福祉施設介護員 277.0万円
システムエンジニア 309.9万円 准看護師 269.2万円
家庭用品外交販売員 308.8万円 百貨店店員 268.8万円
旅客掛 308.1万円 ワープロオペレータ 267.5万円
臨床検査技師 307.9万円 塾・予備校講師 267.4万円
タクシー運転手 304.6万円 学校・専修学校教員 265.0万円
自然科学系研究者 304.1万円 測量技術者 262.4万円
学校・専修学校教員 301.8万円 保険外交員 262.1万円
プログラマー 294.7万円 栄養士 261.7万円
小型貨物運転者 290.5万円 販売員(百貨店を除く) 259.7万円
デザイナー 287.1万円 公認会計士、税理士 259.5万円
百貨店店員 283.0万円 娯楽接客員 252.7万円
電子計算機オペレータ 281.5万円 ホームヘルパー 251.5万円
平均 281.3万円 看護補助者 249.2万円
福祉施設介護員 277.6万円 家庭用品外交販売員 246.9万円
営業用バス運転者 273.3万円 スーパー店チェッカー 246.7万円
測量技術者 273.2万円 電子計算機オペレータ 242.4万円
保育士 269.7万円 調理士 240.5万円
娯楽接客員 268.6万円 給仕従事者 235.3万円
ホームヘルパー 265.9万円 キーパンチャー 225.2万円
販売員(百貨店を除く) 264.6万円 調理士見習 224.0万円
塾講師 264.2万円 理容・美容師 218.5万円
准看護師 255.6万円 洗たく工 209.6万円
自家用貨物自動運者 250.1万円 歯科医師 163.0万円
警備員 247.2万円 社会保険労務士 151.0万円
調理師 243.1万円
看護補助者 240.2万円
給仕従事者 234.8万円
守衛 231.1万円
理容・美容師 228.1万円
歯科技工士 220.6万円
歯科医師 171.6万円

半数以上が年収300万円以下という現実。
500万円稼ぐのは夢の話?

新卒として入社し、1年目で500万円以上の年収を得ることは正直いって難題です。
しかし、今ご紹介している数字はあくまで新卒者の年収。
勤続年数を重ね、キャリアアップしていけば、もちろん年収も比例してあがっていきます。
職業によって上がる額はさまざまですが、男性新卒で年収ランキング最下位だった歯科医師は、2年目以降(25歳~29歳)で平均489万円程の年収を獲得しています。

また、女性の歯科医師についても、入社1年目の年収は約163万円だったところから2年目以降(25歳~29歳)は約393万円にまで年収が上がっているのです。
これを踏まえると、年収500万円という額は決して高い壁ではありません。
自身のやる気やキャリアアップ次第で、いくらでも高給与を目指すことはできるのです。

年収500万円以上を狙える職種は
○○だった!

高収入職種のイメージ画像

入社1年目では年収300万円を超えれば良いほうとされていますが、2年目以降は目指せるなら年収400万円、
500万円以上と収入をあげていきたいですよね。
入社2~5年目(25~29歳)の平均年収を調べてみると約357.3万円という結果に。
一見500万円以上を稼ぐことが難しく感じるかもしれませんが、実際この数字には美容師や調理士など下積み期間が長い職種も含まれています。

新卒者では年収400万円を越える職業は男性医師のみでしたが、2~5年目を対象にみると全体の3割以上が
年収400万円以上を貰っています。
さらにその3分の1は500万円以上を稼ぐことができているのです。
職種としては、医師・税理士・弁護士・記者・大学教授が挙げられます。

それぞれ2~5年目(25~29歳)の年収は以下です。

職 種 年 収
大学教授 約762.5万円
税理士 約640.8万円
医師 約616.3万円
弁護士 約576.1万円
記者 約504.3万円

いずれも資格やある程度の勉強が必要な職種ですが、入社5年までに年収500万円を稼げるようになっておきたいと考えている人は、今のうちから視野に入れておいても良いかもしれません。 また、同じ業界でも会社によって月給やボーナスが異なるため、職場選びも重要です。 歯科医師や看護師、薬剤師などの医療業界なら勤務先の施設や病院によって年収500万円以上を稼げるところはたくさんあります。

自分が希望する年収が得られる職業、職場を見極めるようにしましょう。

年収500万円を超えるまでの道のりが長いと
感じた人へ。年収300万円は不十分?

年収500万円は決して高い壁ではないとお伝えしましたが、いずれにしても新卒者の平均年収は300万円以下。
しばらくはそのお給料で暮らしていかなければなりません。
その際、年収300万円という額は少ないのでしょうか。
月給に換算すると約20~22万円程の収入になります。

そのなかから、一人暮らしなら家賃、食費、光熱費、日用品や通信費をまかないます。
他には保険料や医療費なども生活するうえで必要な経費です。
しかし、よっぽど無駄遣いをしない限りは、上記のすべてを支払っても美容代や趣味・娯楽代、貯金するだけの余裕は残ります。
もちろん年収を多く稼げるに越したことはありませんが、最低限の生活水準が保てるのであれば、
自分が興味のある分野、人間関係が良い職場など“働きやすさ”を重視して職場を選んでも問題ないのです。

最後に

新卒の年収事情についてご紹介しましたがいかがでしたか?
自分の年収が平均以上だった人も、そうでない人も「将来的に昇給できる可能性があるのか」「今の年収で自分が無理なく暮らしていけるのか」ということに注目して今後を見直してみると良いでしょう。

少しでも「このままじゃまずいかも」と思った人は、今のうちから転職を検討するのも一つの手ですよ!

立ち姿の女性

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