公務員試験「全落ち」その後どうなる?

公務員試験「全落ち」の可能性…その後どうなる?

もし、このページを開いたあなたが「公務員」という安定を目指して頑張ってきた人なら、 「公務員試験に全部落ちてしまったら、その後一体どうしたらいいのだろう」と漠然とした不安を抱えているのではないでしょうか。できることなら「落ちた後のこと」よりも、「受かった後のこと」を考えたいですよね。

しかし、自分の進路がかかっている大事な時期です。
念には念を。万が一に備えてしっかり情報収集しておくことをおすすめします。

今回は、この記事に「公務員試験に全落ちした場合のその後」について、すべてをまとめました。 順番に見ていきましょう。

説明する女

公務員試験に「全落ち」した人のその後―。

公務員試験に挑戦する人のほとんどは、他の同級生が就職活動に明け暮れるなか、試験に向けて勉強に励みます。
もちろん、試験に受からなければ公務員として働くことができないので当然です。
しかし、残念ながら公務員試験に落ちてしまった場合は「公務員浪人」するか「民間企業に切り替える」かの二択を迫られることになります。どちらを選択するかで公務員試験後の過ごし方が大きく異なりますので、まずはそれぞれの項目について見ていきましょう。

公務員浪人する場合

次の公務員試験に再チャレンジする場合は、今まで通り試験対策のための勉強を継続することになるでしょう。
独学で勉強を進める人も多いかと思いますが、次の試験で確実に合格したいなら「専門学校へ通う」ことをおすすめします。 国家公務員試験に特化した学校もあれば、地方公務員の就職に強い学校もあります。

いずれにしても、公務員試験に合格するための講義を受けることができるので、独学で目指すより専門学校で学んだほうが合格の可能性は高まるでしょう。

焦って適当に学校を決めてしまうのはよくありませんが、気になる学校はまとめて資料請求するなど、効率よく見比べてなるべく早く入学を決めましょう。

民間企業に切り替える場合

公務員浪人ではなく、民間企業への就職を選ぶなら就職活動を始める必要があります。
公務員試験を受験した後の就活は、一見他の同年代から遅れをとっているように感じるかも知れませんが、焦る必要はありません。 7月頃から二次募集を開始する企業も多く、また通年採用を行う企業も増えてきているからです。
ただし、二次募集があるからといってあなたが必ず採用される保証はありません。

一次募集の面接で落とされた就活生や、就職浪人していた人など二次募集に賭けている人がたくさんいることも知っておきましょう。 受けたい企業が見つかった際、すぐ動けるように「面接練習」を早い段階で始めておくことをおすすめします。 受ける企業が決まっていないのにどうやって面接練習をするのか。それは後でご説明します。

公務員に「全落ち」
その後、民間企業へ切り替える人へのススメ

オフィス街

公務員に全落ちした場合、その後の選択肢を2つご紹介しましたが、
筆者としては「民間企業への就職」に切り替えるほうがおすすめです。

理由は、企業で働いた経験はいつか必ず役に立つから。
それに、企業に就職した後に「やっぱり公務員の夢が捨てきれない」と思うなら再挑戦すればいいのです。

もちろん、公務員の仕事にもいろいろなジャンルがありますが、人の仕事がどんどんロボットにとられていく時代―。 市役所の職員などに関しては「役所の仕事はAIに代替可能」なんて言われているのです。 もしも、自分が公務員しか経験のないまま40歳、50歳と歳をとってから仕事がなくなってしまった場合を想像してみてください。

役所でルーティンワークしか経験したことのない40代以上の人材を求める企業はどれほどあるのでしょうか。
ちゃんと想像できた人なら今、一度民間企業で働いておこうと思っているはずです。

公務員試験が終わった後の就活はマルチタスクが鍵

先ほど、就職を始めるにあたって早い段階で「面接練習」に取り掛かることをおすすめしました。
これは、自分が「働きたい」と思える企業を探しながら面接練習も並行しなければならないということです。
一般的な就活は、まず自己分析から始まります。 自分がやりたいことを明確にし、それが叶う企業を探す。
そして何度も説明会に足を運び、業界について調べる。 そうしてやっと志望動機作成や面接練習を始めるのです。

しかし、ほとんどの就活生が、今お伝えした手順をあなたが公務員の試験を受けている間に完了させています。
就活に焦る必要はありませんが「新卒」といわれる間に就職を決めたいのであれば、早めに1つでも多くの企業を受けているほうがいいに決まっていますよね。

ゆっくり自己分析から始めているようでは正直、間に合いません。
企業を探しながら「自分が興味を持てる業界」を明確にし、その企業で自分がどうなっていきたいかも想像してみてください。 並行して進めることは難易度が高いように感じる方もいるかもしれませんが、結局のところすべて繋がっているので、企業を探しながら想像したことを面接で伝えれば良いのです。

公務員から民間企業へ切り替えた人が
面接で聞かれることって?

公務員試験から民間企業に切り替えた際の面接では、必ず答えられるようにしておくべき質問があります。
「この企業を選んだ理由」や「自己PR」も大事な項目ではありますが、企業側はあなたが「次の公務員試験に受かったらうちの会社を辞めていくのではないか」と懸念する可能性が高いです。

その為、

なぜ公務員を諦めてうちの企業を選んだのか

そもそもなぜ公務員希望だったのか

公務員以上に民間企業が魅力的だと思った理由

最低でもこの3つの質問は答えられるようにしておくことをおすすめします。

しっかり答えることができれば、企業側があなたに対して「公務員試験に落ちたから仕方なく面接にきた」
もしくは「次の公務員試験を受けるまでの繋ぎ」などマイナスな印象を持つことはないでしょう。

民間企業に勤めながら公務員に再挑戦するメリット

公務員試験「全落ち」という辛い出来事を経験したとしても、晴れて民間企業に就職できれば、なんとかその後は、
お金に困ることなく生活はできるでしょう。
また、公務員では体験できないような業務内容・考え方を知ることができ、あなたの人生を豊かにする経験もたくさんできるはずです。

しかし、家系が公務員ばかりだったり、公務員という肩書きに憧れていたり、どうしても公務員の道に進みたいと思う場合は働きながら公務員試験に再挑戦することになりますよね。

実は最近になって、公務員も積極的に中途採用するようになったのをご存知でしょうか。

理由としては「管理職予備軍の増強」が挙げられます。
部署内に後輩も増え、いわば中堅として実務の中核となる年代は30代半ば。
しかし期待とは裏腹に、管理職を嫌がる人が公務員には多いのです。

「人の面倒まで見たくない」「余計なリスクを負いたくない」など保守的な考えの人が多いようですが、役所によっては管理職になることで給料が5万円ほどアップする所もあります。

年齢的なものもありますが、やはり新卒の公務員よりも民間企業を経験した中途採用の公務員のほうに管理職への昇格チャンスがきやすいので、どちらにせよ公務員試験に全落ちしたのであれば、一度は民間企業で経験を積んでおくと良いでしょう。

公務員試験「全落ち」しないためにー。

公務員試験に全落ちしても、その後の選択肢によって有意義な生活を送ることもできますし、決して「人生終わり」と悲観的になる必要はありません。

しかし、できることならせっかく目指した公務員、現役合格したい気持ちもわかります。 その場合は、民間企業への切り替えを視野に入れたうえで、可能な限り「併願」してもよいでしょう。

試験日程がかぶってさえいなければ、公務員試験は併願が可能です。
できるだけ多くの試験に挑戦しておけば、どこか一つは合格できるかも知れません。

ただし、

合格した後、自分がやりたいと思っていることができるのか」、
公務員でよければ何でも良いのか」という点については、

しっかり自分と向き合って後悔のない選択をしてくださいね。

最後に、この記事を読んで「公務員から民間企業に切り替えよう!」と決意した人は、ジョブライズでも就活のお手伝いが可能です。ぜひお気軽にご相談くださいね!

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